建
築
士
山
形
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22/40
た
大
幕
の
中
に
多
人
数
の
舞
手
が
入
る
「
む
か
で
獅
子
」
と
い
う
、
当
地
域
特
有
の
も
の
で
あ
り
勇
壮
か
つ
威
厳
に
満
ち
た
動
き
を
し
地
域
の
人
は
昔
か
ら
親
し
み
を
こ
め
「
お
し
っ
さ
ま
」
と
呼
び
信
仰
を
深
め
て
い
ま
す
。
先
人
た
ち
が
守
り
継
承
し
て
き
た
黒
獅
子
舞
の
伝
統
文
化
を
、
よ
り
多
く
人
々
に
紹
介
し
、
ま
た
、
地
域
の
活
性
化
に
繋
げ
る
た
め
、
神
社
関
係
者
の
理
解
を
得
て
、
地
域
住
民
の
賛
同
者
を
募
り
、
実
行
委
員
会
を
組
織
し
、
各
地
区
の
獅
子
舞
が
一
堂
に
会
す
る
「
黒
獅
子
ま
つ
り
」
を
平
成
二
年
か
ら
実
施
す
る
に
至
り
ま
し
た
。
ま
た
、
市
内
小
学
校
で
は
「
長
井
の
心
」
を
育
む
文
教
の
ま
ち
を
目
指
し
て
お
り
歴
史
・
文
化
・
風
俗
・
習
慣
と
の
か
か
わ
り
を
大
切
に
す
る
教
長
井
市
は
、
豊
か
な
自
然
に
囲
ま
れ
、
吾
妻
山
系
を
源
流
と
す
る
最
上
川
、
飯
豊
山
系
を
源
流
と
す
る
置
賜
白
川
、
朝
日
山
系
を
源
流
と
す
る
置
賜
野
川
の
清
ら
か
な
水
が
長
井
の
里
に
注
が
れ
る
。
古
く
は
上
杉
藩
の
舟
運
の
川
港
と
し
て
栄
え
、
春
の
桜
に
始
ま
り
、
白
つ
つ
じ
、
あ
や
め
と
季
節
折
々
の
花
々
に
彩
ら
れ
ま
す
。
古
く
か
ら
人
々
は
太
平
安
泰
を
求
め
神
を
心
の
拠
り
ど
こ
ろ
と
し
て
社
を
建
立
し
、
五
穀
豊
穣
・
無
病
息
災
を
祈
願
し
て
き
ま
し
た
。
長
井
の
獅
子
舞
の
起
源
は
今
か
ら
千
年
前
に
遡
り
、
現
在
で
も
、
市
内
各
地
区
で
は
春
か
ら
秋
に
か
け
黒
獅
子
舞
が
伝
統
神
事
と
し
て
受
け
継
が
れ
て
い
ま
す
。
目
玉
が
丸
く
飛
び
出
し
、
「
蛇
頭
」
と
呼
ば
れ
る
獅
子
頭
に
波
頭
を
表
し
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集
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黒
獅
子
ま
つ
り
。
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長
井
支
部
今
野
誠
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長
井
市
観
光
協
会
事
務
局
長
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黒
獅
子
ま
つ
り
特
集
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