うづぐすぇ第5号 平成29年9月
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講座講師日時・会場第1回奈良・平安の窯跡-南山形の発掘調査から-伊藤邦弘氏(山形県埋蔵文化センター)6月17日(土)13:30~15:00(無料)南山形コミュニティセンター第2回シンポジウム氷河期の埋没林をいかに保存するか山野井徹氏(山形大学名誉教授)平塚幸人氏(仙台市富沢遺跡保存館学芸員)司会:須藤善友氏(本プロジェクト委員長)8月20日(日)13:30~15:00(無料)東北文教大学第3回シンポジウム南山形の民俗と高瀬助次郎を語る武田清一郎氏(最上川中流土地改良区理事長)佐藤晃氏(東北文教大学短期大学部教授)司会:市村幸夫氏(村山民俗学会会員)10月22日(日)13:30~15:00(無料)東北文教大学終了しました終了しました【お申し込み方法】「希望される講座名」・「お名前」・「連絡先電話番号」を次のいづれかの方法でお申込み下さい。【お申込み先】東北文教大学「未来に伝える山形の宝」事務局①電話の場合688-2298②FAXの場合688ー6438③Eメールの場合soumu@t-bunkyo.ac.jp今回も情報誌「うづぐすぇ」をお手に取ってご覧いただき、ありがとうございます。プロジェクトがスタートし、今年で2年目となりますが、今年度も地域と大学とが力を合わせて、各実践プラン精力的に活動していきたいと思います。次回号も各実践プランの進捗状況等をお届け致します。引き続き、どうぞよろしくお願い致します。平成29年9月東北文教大学地域・ボランティアセンター情報誌担当実践プラン4南山形地区再発見の「講座」開設6月17日、「奈良・平安の窯跡」の講演会が開催されました。今から遡ること約1300年、8世紀の昔、南山形の地は、良質の粘土と燃料となる木材と豊かな水に恵まれ、最先端の窯業技術による瓦の制作がなされていたことは、注目に値することです。瓦は役所や寺院などの特別な建造物に使用されものであり、山形の地に重要な施設が存在したことが伺えます。特別展示された約30数点の貴重な須恵器の出土品を実際に手に取りながら、51名の参加者は、古代の人々の想像力と卓越した技術に感嘆していました。第1回奈良・平安の窯跡-南山形の発掘調査から-伊藤邦弘氏第2回氷河期の埋没林をいかに保存するか山野井徹氏平塚幸人氏8月20日(日)、東北文教大学を会場に第2回講座が行われました。今回は、昨年の埋没林の見学研修を受けて「氷河期の埋没林をいかに保存するか」をテーマにシンポジウムが行われました。山形大学名誉教授の山野井徹氏と地底の森ミュージアム学芸室長の平塚幸人氏の基調提案のあと、須藤善友委員長の進行のもと鼎談が行われました。そこでは、保存活動に向けて、地域の具体的な取り組みや運動の高まりが必要であることが確認されました。43名の参加者からも多くの質問が出され、時間をオーバーするほどの充実した講座となりました。ありがとうございました。

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