うづぐすぇ第2号 平成28年8月
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実践プラン5「谷柏田植踊」(20数年中断中)の復活・継承運動10月に行われる本学大学祭での実演を近い目標に、まずは唄・太鼓・踊り手の役を割り振り、貴重な資料やビデオから唄や踊りを起こす作業を行っています。唄はこれまで口伝えで継承されていたため、地元協力委員である伊藤香織さんがビデオから聞いた音を譜面に起こして下さり、メロディーをピアノで弾いたCDを作成して下さいました。それを元にまずはみんなで唄の練習をしているところです。唄はなまりやニュアンスの違いがあって非常に難しいですが、何度も音源を繰り返し聞いて頑張っています。実践プラン3DVD「南山形地区物語(仮称)」作成・上映活動南山形地区の歴史やくらし、自然などをDVDで映像化しようと、これまで3回の会議をもちました。その結果、平成28年度は南山形地区の「文化編」を作成することになりました。来年度以降は「自然編」や「歴史編」などにとりかかります。地区の小正月行事「ゆわゆわ」などをはじめとする年中行事、谷柏田植踊などの民俗芸能、お葬式で必ず出されたという「だし」などの食文化、松原焼などのやきもの文化、などをDVDに収めていこうというものです。現状を映像で表現できない部分は、学生に絵や紙芝居を描いてもらい補っていこうと考えております。すでに黒沢地区のさくらんぼ農園や、7月16日(土)に行われた黒沢いこい荘(老人福祉センター)の夏祭りなどの撮影にとりかかっています。踊り手は、前方で踊る中太鼓(1人)・源内棒(2人)と、その後で踊る早乙女(4人)の役があります。それぞれ映像を見ながら必死に覚えています。映像に残る踊りは、ご高齢の女性の方々が踊っているにもかかわらず、非常に力強くて躍動感があります。そんな、南山形に残る貴重な伝統芸能を復活・継承すべく、学生・教職員・地域の方々が一丸となって頑張っています!!衣装は、公民館に残っていることが確認でき、一安心です。(表紙上部写真)「今年度は、文化編でいきましょうか!」「ゆわゆわ、だし?」(歌や太鼓を練習している様子)

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