東北コンクリート製品協会会報No.7 2017年9月15日発行
8/64

― 4 ―特集①平成29年度建設資材対策東北地方連絡会(第1回)報告編 集 局 平成29年5月11日(木)宮城自治労会館3F会議室において平成29年度第1回建設資材対策東北地方連絡会が開催されました。震災前は年1回の開催でしたが、建設資材のひっ迫が予想されたことから、震災後年3回の開催となっておりました。昨年度から、需給関係も落ち着きつつあることから年2回の開催とされ、今年度1回目の連絡会となりました。初めに、国土交通省 土地・建設産業局 建設市場整備課 鈴木課長補佐より、「主要建設資材の需給動向及び価格動向」について、東日本大震災被災地の状況も含めて、説明・報告が行われました。 東北地方整備局からは、「被災3県の建設資材需給の調整状況」について、復興加速化会議、建設資材対策東北地方連絡会および資材別分会、地区別分会等の会議を開催し、官民の連携を図っている旨、説明が行われた。また、昨年度から重点的に取り組まれている、i-Constructionについて、全国の状況及び東北地方整備局における復興事業へのICT活用事例の説明も行われ、最後に、主要建設資材の需要量についての調査結果の報告があった。 引き続き、建設資材の需要見通しと課題、問題点と対応状況について各県、仙台市の関係発注機関、各資材団体から報告が行われた。最後に東北建設業協会連合会、日本建設業連合会、日本道路建設業協会の3団体を含め、全体での意見交換が行われました。 当協会からは、前田会長が出席し、ヒューム管協会の状況も含め、引き続き、製品の種別や規格の情報提供、現場付近での仮置き場の確保、より正確な工期の把握などを要望しました。また、製品化率ということではなく、建設現場の生産性向上への貢献を考えていきたいと述べられました。 これらの主な資料を掲載いたしますのでご活用ください。なお、今回も公共事業予算概要の説明は行われませんでしたので、国土交通省のホームページをご覧ください。平成29年願い相互信頼

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る