東北コンクリート製品協会会報No.7 2017年9月15日発行
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― 55 ― 平成29年度はこれら従来からの活動に加え、製品化率の向上に向けた広報活動、いわゆるPCa化の推進に向けた取り組みに力を注いでまいりたいと考えております。i-Constructionにおける二大テーマとされている土工・コンクリート工について、i-Con元年と言われた平成28年度は、ドローンやGPS機能付き建設機械の導入などにより、ICT土工はかなりの進捗があったとの評価の一方で、コンクリート工の生産性向上については、いまだ足踏みしているというのが現状かと思われます。かつて東北地区の製品化率は平成20年度18%台と(全国平均12.9%)全国トップのシェアを有しておりましたが、28年度は15%台と、震災特需を機に製品化に追い風があったと考えられていましたが、現実は大きく後退していることを認識する必要があります。 i-Con加速の年度とされる29年度は、コンクリート工の生産性向上・PCa化の推進に向け、成果を導くための施策を実行してゆきたいと考えております。会員各社の皆さまのご助言をお願い申し上げます。東北コンクリート製品協会会報誌発刊第8号 平成30年3月中旬発刊予定平成29年願い相互信頼

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