東北コンクリート製品協会会報No.7 2017年9月15日発行
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― 39 ―平成29年願い共存共栄 EE東北’17にて、屋内展示場及び屋外展示場では各種製品の展示、実演を行いました。 屋内展示場では「防潮堤ブロック、ベースブロック、残存型枠ブロック、笠コンウォール、プレキャスト高潮堤防護岸工法、ADウォール」のパネル及び模型展示を行い、屋外展示場では「リフトローラー工法、TSフリューム、DCJボックスカルバート」のパネル展示と施工実演を行いました。 東日本大地震の発生から7年目をむかえた今、復興にむけ順調に進んでいるエリアもあれば、道路、河川、港湾等、まだまだ工事最中の現場も多くあるのが現状です。一定の進捗成果もある反面、まだまだ熟練工等が不足している現状において、製品、工法が少しでも役立てばということから、開発、改良を加えてまいりました。今までの実績報告とあわせ、また新たな商品、工法とそれらを使ったご提案として多くの方にご覧いただくことができました。 リフトローラー工法は、製品重量2t未満の小型製品から50tの大型BOXに至るまでの幅広いコンクリート2次製品の自走・搬送・据付が可能で、昨年度末までに全国で1500件(東北エリアで50件)の実績をいただいております。今回は幅広い製品対応の一例とし、L形擁壁を使用したカーブ施工の実演を行いました。 ベースブロック、笠コンウォール、残存型枠ブロック等は、震災以降の河川、港湾等の工事現場において型枠工、鉄筋工の省力化をはかり生産性向上につながる商品として、施工事例を説明させていただきました。 開催期間中には多くの方がブースに足を運んでいただき、質問はもとより、貴重なご意見をいただくことができ感謝しております。今後の更なる改良・改善に取り組み社会貢献に努めてまいりたいと思います。 最後に、開催にあたり、ご支援、ご協力いただいた皆様にお礼を申し上げます。丸栄コンクリート工業株式会社

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