東北コンクリート製品協会会報No.7 2017年9月15日発行
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― 38 ―前田製管株式会社 今年度のEE東北’17では、新工法のPCa製品搬送機工法「MAJEST」の紹介と実演を行いました。「MAJEST」はボックスカルバートや大型フリューム、L型水路等のPCa製品の運搬据付を行う工法で、現場での施工の省力化や合理化ができ、i-constructionとして工事現場での生産性が向上、労務者不足への対応が可能な弊社で自信を持ってお勧めする新技術です。 今回のEE東北が初公開で、同工法は新技術プレゼンテーションでも紹介させて頂きました。屋外展示場では、昨年まで実製品の展示を行っておりました。今回は施工機械の紹介と実演をさせて頂きましたが、これは弊社初の試みでした。 お客様に理解して頂くために担当者は入念な準備と練習を繰り返し、本番での実演はほぼ完璧であったと思います。実演の度にお客様から頂く感嘆の声は弊社にとって大きな自信に繋がるとともに、この工法に対する期待の大きさを肌で感じることが出来ました。 屋内展示場では、分割式大型ボックスカルバート「SSボックス」、コーナー部の角度を施工現場で自由に設定できる「マルチコーナー擁壁」、超高強度繊維補強コンクリートを使用した「ダクタル床板」のパネル展示を行いました。 当社ブースには2日間で1,000名を超えるお客様より来場いただき、屋外展示場全体でもかなり大きな存在感を示していたと思います。 今回も製品と機械の搬入、組立、搬出に大変苦労致しましたが、その分お客様からの反響も大きく、改めて生産性向上施策に対するコンクリート二次製品のPRに大きく寄与できたのではないかと考えております。東日本大震災発生から6年が経ち、復興も終わりに近付いておりますが、今後も完成に向けて少しでもお役に立てるよう、コンクリート+αで良い製品づくりに心がけて参りますので宜しくお願い致します。 最後になりますが、弊社ブースにお越し頂いた皆様、本展示会の運営スタッフの皆様にこの場を借りて心より厚く御礼申し上げます。平成29年願い協調融和

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