東北コンクリート製品協会会報No.6　2017年3月15日発行

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―　38　―あるんです。でも、大谷に、雄星さんみたいになりたいって駄目だと言いました。私の経験上、雄星さんみたいになりたいっていうことは、雄星さん以下になるってことなんです。だから、雄星は素晴らしい男だ、ダルビッシュは素晴らしい選手だ、でもみちのくのダルビッシュだと言われたら、迷惑だと思え、ダルビッシュ以下にしかならないってことだから。人と同じ方向へ行く人は、空車のうしろを走る空車のタクシーみたいなものだと言ったんです。大谷の目標設定、ドラフト１位で８球団って書いてあります。数字が具体的に上がっています。人間性どうするか、計画性持たなければいけない、愛される人間性持たなければいけない、思いやりや礼儀、信頼される人にならなければいけない、感性大事だ、運も大事だ、プラス思考だ、道具大事に使う、挨拶だ、ゴミ拾いだ、部屋掃除だ、本を読む、応援される人間になる。見てください、スピード160キロ、すでに書いていたんです。可動域だ、体幹だ、軸で回る体重移動だ、ピッチングを増やすんだとか、ぐるぐるこのことを一所懸命やっていったら、投げれるようになったんですけど、大谷160キロ出しますって言ったら、周囲からさんざんばかにされたんです。プロ野球でも一人しか出していないのに、高校生が出せるわけないだろう。しかも岩手県の田舎者がって言われてくそーと思って、私自身も大谷がドラフト１位で行くために計画を立てました。大谷ドラフト１位８球団ｍａｘ160キロって書いたんです。身長と人間の成長について、カルシウム飲ませるとか、ぶら下がらせるとか、日誌つけさせるとか、さわやかさが大事だとか、将来のイメージを持たせるとか、マスコミ対応を教えるとか、考え方をコーチングするとか、感謝、礼儀、謙虚を教えるとか、本を与える、面談するとか書きました。ｍａｘ160キロ、トレーナーにも書かせました。筋力どうする、メンタルどうする、柔軟性どうする、ぐるぐるやっていったんです。県大会の準決勝の時ですが、157，154，157，159，157，160って出たんです。みんな大騒ぎになったんですが、私は目標が達成できた、ぐらいだったんです。２年生の時にけがをしてしまったので、１年遅れぐらいに見てたんです。イメージしてなかったらびっくりしたと思うんですが、投げようと思ってイメージしてたので、達成できたなって普通にそれぐらいにしか思わなかったんです。大谷の人生設計、本人が書いてるんです。世界最高のプレイヤーになるって、俺がこの道の開拓者になるって。どこにも見せてなかったんですが、長嶋茂雄さんの娘さんの三奈さんにデータを渡してしまったので。アメトークで今度やるらしいです。（２/５放送）彼が80年の人生の目標を設定しているものです。ドジャース入団とかＷＢＣ日本代表でＭＶＰとか、ＷＢＣ日本代表23歳の時なんですが、すでに達成してしまっています。長男が28歳で生まれる、女の子が誕生する、日本に帰るとかいろんなことを書いています。彼は少し長生きして80歳で死ぬって書いてます。人生が夢を作るんじゃない夢が人生を作るんだと大きく書いています。いま学校では、紙に書くのではなくて、野球部特別講演平成29年願い協調融和