東北コンクリート製品協会会報No.6 2017年3月15日発行
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― 35 ―らせてもらいました。ラソーダ監督まで現れて、このとき雄星メジャーに行くんじゃないかという話があったので、握手したんですが、カメラで撮られるわ大変で成田に着いたときは週刊誌に追われてたという状況でした。このとき初めて岩手県の選手も二人選ばれたんです。私の恩師に、本屋には売ってない本なんですが、人間学を学ぶ月刊誌「致知」という本を読んで勉強しなさいって言われたんです。安倍さんとか石原慎太郎さんとかすごい人が出ているんです。あるとき高校野球の監督が載ったんです。これに載りたいと思ってまた写真貼ったんです。まさかこんな本に載るなんてイメージなかったのですが、実は載ったんです。タイトルがいいんです。運をつかむ。運で生きているようになっちゃたんですが、日本一に12回なった、古川商業女子バレー部の国分先生との対談で載ったんです。いま生徒に教えています。夢はだったらいいな、なれたらいいなです。目標はなりたいな、だったらどうしたらいいのか、そのためにはどうしたらいいんだろう、何が足りないんだろう、何が必要なんだろうと考えていくことを教えさえすれば、監督がみてるからとか、ピストル向けられているから練習するとかではなくて、選手がやるのは自分の目標に対してピストル向けられてやるだけなので、サボりたかったらサボれって今日も出てきたんです。夢を描くときに一番大事なのは、できそうかできそうでないかは考えるな、このスピード出るか出ないかではなく、出したいか出したくないかで考えろ。夢は夢でしかないが、目標とは具体的なプランと期限付きの夢のことである。ユニクロの社長の柳井さんも同じことを言ってます。目標が具体的かどうかはちょっとしたことだが、ここが成功する人としない人の決定的な差だと。夢が曖昧だと夢のままで終わってしまうんです。夢に締切をつけないと夢のままで終わってしまうんです。目標は人を伸ばして言い訳は人をだめにします。1回聞くのに100万円くらいかかるメンタルトレードの先生が、人間の脳はパソコンと一緒だって言ってました。ソフトを入れていくらしいです。いま脳型コンピューターが出てきたのでわからないんですが、当時は20万台あってもパソコンに人間は勝つ。私よりパソコンのほうがデータも保存も計算も早いのですが、私はパソコンに負けることはありません。パソコンを使ってやることはありますが、使われたことはありません。いまこのパソコンにパワーポイントというソフトを入れて使っています。人間の超ウルトラコンピューターもソフトを入れてあげないといけないんです。先ほど0時間授業やっていると言いましたが、ソフトの入れ替えとバージョンアップをやってるんです。今日はお前たちのスーパーコンピューターのバージョンアップに来たと言って話を始めています。ただ絶対入れてはいけないソフトがあるそうです。言い訳のソフトらしいです。わたし人付き合い悪いと言われますが、学校の先生と飲みに行かないんです。行くとほとんど言い訳と愚痴ばかり始まるんです。感染しちゃいけないと思って飲んでいるんですが、2時間ほどするとブロックがとけて一緒になって愚痴を言い始めているんです。夢をかなえている素晴らしい指導者に会うと夢を語るんです。こうやった方がいい、ああやった方がいい、君ならできんじゃないかとか、お前こうやったらどうなんだとか、話が違うんです。いいソフトを入れてくれる人と普段接するように、親・両親は選べないけど、友達は選べるんだということも生徒に教えています。成功の方法は数通りしかないですが、言い訳は100万通りもあります。これはある小学6年生の作文です。ぼくの夢は一流のプロ野球選手になることです。そのためには中学高校と全国大会に出なければなりません。ぼくは3歳の時から練習を始めています。3歳から7歳までは半年ぐらいやっていましたが、3年生の時からいままでは365日のうち360日激しい練習をしています。だから1週間で友達と遊べる時間は5,6時間だと。そんなに練習してるんだか平成29年願い協調融和

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