東北コンクリート製品協会会報No.6　2017年3月15日発行

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―　13　―的としまして平成11年から継続して行っております。今回も関係の省庁の皆様方のご協力とご参画いただいたコンクリート製品業界の皆様方のご協力によりまして開催できますことに対し厚くお礼申し上げます。　さて、11月の月例経済報告によると、このところ弱さも見られるが緩やかな回復基調は続いている状況になっておりまして、今後の先行きにつきましても雇用、所得環境の改善が続く中、各種政策の効果もあって緩やかな回復に向かうことが期待されている状況です。ただ、ご承知のように公共事業部門では復興需要のピークも超えておりまして、今後は徐々に復興需要としては低下していくということは間違いない所でございます。　そういう中にあって最近、政府全体、経産省としましてもＩｏＴやＡＩなどにより新しいアプローチでものづくりに取り組んだらどうかという動きがございます。新聞などでご覧になることも多いかと思いますが、建設業界やコンクリート業界の方々にも決して縁のないことではなく、様々なアプローチで新しいことができると思っております。本日の国交省の中嶋専門官の資料を拝見しますと新しい取り組みに関してご説明いただくことになっておりますし、ますます新しい所に目を向けていただけたらと思っております。最新の取り組みですと、ＩｏＴ推進ラボというのがございまして、ＩＴを用いた優れた先進的プロジェクトを発掘・選定して支援する取り組みを行っております。昨年８月に行われたＩｏＴ推進Lab Selectionにおいて、建設資材の品質連続管理システムに取り組んでいる事業者さんがファイナリストとして選ばれたという事例もございます。今後も生産性向上や労働力不足等難しい問題があるかと思いますので、ぜひいろいろな面に目を向けていただけたらと思っております。　さて、本日のセミナーでは東北地方整備局企画部技術管理課の中嶋建設専門官、それから東北農政局農村振興部防災課の二田課長補佐様からご説明いただくとともに人材育成に定評のある花巻東高校の佐々木監督から「夢を実現する」と題してご講演をいただくこととなっております。監督の話からも重要な気付きやヒントが得られればと期待しております。それでは本日のセミナーが皆様方の経営戦略や今後の事業展望を立てる時の一助になることを期待いたしましてご挨拶とさせていただきます。本日はよろしくお願い致します。○司　会　岩瀬部長　ありがとうございました。（パワーポイントセッティング、スクリーン準備）　それでは「東北経済産業局の取組」と題しまして、東北経済産業局　情報・製造産業課課長補佐の和田純典様よりお願い致します。平成29年願い相互信頼