東北コンクリート製品協会会報No.6 2017年3月15日発行
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― 6 ―平成29年願い共存共栄田市(高田松原地区)及び宮城県石巻市(南浜地区)で、3月中に工事に着手します。被災地以外においても引き続き都市機能の誘導とまちの賑わいの創出を支援して参ります。建設業従事者の高齢化や担い手確保が課題となっている中、建設現場における生産性を向上させ、魅力ある建設現場を目指すi-Constructionの取り組みが行われています。ドローンによる測量やICT(情報通信技術)を活用した建設機械での施工が進みつつあることから、「東北復興i-Construction連絡調整会議」を通じ、関係機関で連携しながら、講習会の開催やフォローアップ体制の整備など、普及・拡大に努めて参ります。建設産業は、災害発生時には大きな役割を担っているとともに、伝統・文化や生活など、地域を支える役割は益々大きくなっています。地域に密着した建設産業の役割や魅力を効果的に発信していくとともに、技術力に優れ、地域の安全安心に貢献している健全な企業が、持続的に発展できるような環境の整備に取り組んでまいります。復興6年目の本年が、復興が加速化し、より復興の実感できる年となり、建設業においても更に伸展する事を祈念すると共に、「元気で明るい東北」の実現を目指して、整備局の総合力、現場力を総動員して頑張ります。引き続き、ご支援ご協力をお願い申し上げます。貴協会の皆様におかれましても、「より良質なコンクリート製品」の製造や建設資材の安定供給を通して、引き続き社会資本整備推進へのご支援ご協力をお願いするとともに、東北地方の発展や地域づくりに貢献されることをご祈念申し上げます。

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