東北コンクリート製品協会会報 No.5 2016年9月15日発行
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― 25 ―平成28年願い相互信頼 本年度も、去る6月1日・2日の2日間にわたり開催されました「建設技術公開EE東北’16」へ出展し、復旧・復興に関する技術分野におきまして2つの技術の紹介を行いました。 1つ目の技術の「TB(タッチボンド)工法」は、ボックスカルバート用の耐震継手工法で、レベル2地震動や側方流動などによる大きな地盤変位に対しても、ボックスカルバートどうしの継手部が高い水密性を確保しながら地盤の変位に追随することが可能な工法で、東北地方だけでも100件以上の実績がございます。 また、2つ目の技術の「ECO-C・L(エコクリーンリフト)工法」は、CO2を排出しないバッテリーによって作動する無騒音の台車によってボックスカルバートを搬送・据付することができる工法です。 これら2つの工法を実演,施工ビデオ、および各種パネルにて紹介を行いました。特にECO-C・L工法の実演におきましては、大勢の方々が足を止めて興味深くご覧になっていました。 なお、今回の「EE東北’16」は、出展者数304、出展技術数832、来場者数は過去最多の14,200名であったことから、東北地方の復旧・復興にかける熱意を強く感じられた展示会であったと思います。 弊社としても、東北地方の更なる復旧・復興に努力してまいります。 また、弊社のブースにも大勢の方々にご来場頂きましたこと、心よりお礼申し上げます。旭コンクリート工業株式会社TB(タッチボンド)工法ECO-C・L(エコ・クリーンリフト)工法

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