山形のシシ踊りガイドブック―楽しく見るための手引書―
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55子どもシシ踊り庄内地区・鶴岡市渡前獅子踊わたまえししおどり 平成9年に渡前獅子踊りが7年ぶりに復活した際に、それを見た渡前小学校の児童たちが感動して、自分たちもぜひ踊ってみたいと練習を繰り返して踊ったことから始まった。その結果、平成9年11月に3年生25名は学習発表会で「子ども獅子踊り」を初めて披露できた。翌10年3月には、渡前獅子踊り保存会の方々との話し合いで、毎年3年生が地域学習として地元の獅子踊りを学んで発表していくということが決まり、それ以降続けられて現在に至っている。このほかに、4月の渡前小学校入学式でも披露したり不定期に地域の養護施設等を訪問して披露している。 地域に昔から受け継がれてきた伝統文化を学習し、実際に体験的に踊ることを通して地域を深く認識できる。獅子踊りに込められた願いや継承してきた方々の思いなど、その歴史的背景を知ることを通して今の時代に生きる幸せに感謝する。獅子踊りを通して人々との関わり合い、価値ある交流活動が体験できる。このようなことを子どもたちに学ばせている。 当欄の「子どもシシ踊り」では、学校や地域で保存会の指導を受けて組織として成立している団体のみを掲載しました。このほか、保存会の方々と一緒に多くの子どもたちがシシ踊りに参加している事例がたくさんあることを付記しておきます。

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