山形のシシ踊りガイドブック―楽しく見るための手引書―
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50村山地区・天童市高擶聖霊菩提獅子踊たかだましょうりょうぼだいししおどり 昭和55年頃に3年生の表現活動として、大人の獅子踊り会の方々の指導を受けて始まる。昭和60年度に「高擶こども獅子踊り」として地区民文化祭で発表したことから正式に学校としての取り組みが始まった。平成4年の「べにばな国体」をきっかけに、子どもの親しみやすい踊りに作りかえて現在に至っている。 子ども獅子踊りの担い手は3年生からである。踊り手は3年生から5年生が担当し、太鼓と笛は6年生が行う。太鼓の構成は宮太鼓が1人、大太鼓が4人、平太鼓が7人である。演目は「だんだか」「しかたね」「みちおどり」の3曲を行うことができる。 踊りの披露の機会としては、小学校の秋季大運動会と地区の敬老会がある。敬老会では3年生と6年生の2学年が参加している。 引継ぎ会は一定の期間をかけて中間休みや昼休みを利用して行っているが、6年生は5年生へ太鼓と笛を、3年生は2年生に踊りを、それぞれ引き継いで伝統を絶やさないようにしている。村山地区・東根市長瀞猪子踊ながとろししおどり 平成元年に長瀞小学校4年生から6年生までの児童を勧誘して猪子踊りクラブが発足した。現在は3年生から6年生まで参加しており学年の幅が広がっている。例年5月初めに保存会長と踊り手会長が長瀞小学校に出向き、定例の朝礼時に募集を行い毎年約20人の参加を得ている。 猪子踊りクラブの第1回目は、参加児童と保護者に長瀞猪子踊りの由来等について勉強会を行い、踊りに対する理解を深める学習を行っている。実際の練習は、夏休みの午後7時30分から9時まで長瀞公民館で行っている。踊り・太鼓・笛などそれぞれ担当ごと踊り手会のメンバーが指導する。 踊りを披露する機会は、東根市生涯学習フェスティバル、全国子ども芸能フェスティバル、地区かりがね祭(文化祭)など毎年各種事業へ多く参加している。近年、猪子踊りクラブの卒業生が踊り手会に入会して猪子クラブの小学生を指導する、という伝統芸能の継承にはとても好ましいローテーションができつつある。子どもシシ踊り子どもシシ踊り

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