山形のシシ踊りガイドブック―楽しく見るための手引書―
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48 シシの呼び名は、「一のシシ」「二のシシ」「雄ジシ」「白鷺ジシ」「投草」というもので5頭の構成です。投草がシシの中心であり頭上に日の丸の飾りを立てています。白鷺ジシは雌ジシの役をつとめています。シシは太鼓を持ちませんが50㎝ほどの飾りバチを持って踊ります。8月14日に本楯地区の梵昭寺および近隣2か寺で行われる施餓鬼(施食)供養で使用する五色の施餓鬼旗(細長い布地)をまとめて背中に垂らして踊ります。それは一瞬ミノを着用しているかと思われるほどの多さです。シシ踊りが本来は死者供養の踊りであることがよくわかります。庄内地区・酒田市新田目獅子踊あらためししおどりJR羽越本線 本楯駅より徒歩…………10分酒田市教育委員会社会教育課文化財係TEL.0234-24-2994主な公演場所への交通アクセス酒田市本楯字新田目 梵照寺8月14日主な公演場所 公演日 問い合わせ先中断中のシシ踊り 隣り合っている大川渡地区と谷地興屋地区の両集落が共同で伝承してきたのが大谷獅子踊です。集落の大地神社の記録には文化2年(1805)にシシ踊りが奉納されていることから、大谷獅子踊は江戸時代後期にはあったのだろうと考えられています。毎年奉納されるわけではなく、長老から踊りの許可が得られなければ踊れなかったといいます。8月7日にシシの頭に精霊を吹き込む「精入れ」の儀式を行ってから始められ、8月15日の大地神社の例祭に奉納されてきました。かつては3日間豊作祈願のため村から村へと踊り巡ったといいますが、「獅子郷」ではこのことを「商売(興行)獅子」といいました。庄内地区・鶴岡市大谷獅子踊おおやししおどりJR羽越本線 藤島駅よりタクシー………6分鶴岡市教育委員会社会教育課文化財係TEL.0235-57-4868主な公演場所への交通アクセス鶴岡市大川渡 大地神社8月15日主な公演場所 公演日 問い合わせ先中断中のシシ踊り

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