山形のシシ踊りガイドブック―楽しく見るための手引書―
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40 明治17年に当地方にコレラが蔓延して死者が多数出たときに、大沼新田出身の人々がシシ踊りをはじめたという伝承があります。毎年5月1日に酒田市山寺(仲町)にある山寺皇大神社の例祭で奉納公演を行っていますが、そのほかに愛宕神社境内や仲町全戸の庭先で踊っています。シシ5頭とササラ摺り2人、棒使い2人、唄い手数人の構成ですが、シシの頭や長い幕の中でシシみずから太鼓を打ち鳴らしながら唄い手の歌とササラに合わせて踊るスタイルは、旧藤島町・余目町などの「獅子郷」にみられるシシ踊りと似ています。ちなみに余目町は最上川をはさんで仲町のちょうど南側に位置しています。庄内地区・酒田市仲町獅子踊なかまちししおどり庄内交通バス(海ヶ沢行き)  松嶺本町停留所下車酒田市教育委員会社会教育課文化財係TEL.0234-24-2994主な公演場所への交通アクセス酒田市山寺字欠ノ上 山寺皇大神社5月1日主な公演場所 公演日 問い合わせ先位置として最上川北部「飽海エリア」に属するが、シシの姿はまるで南部「田川エリア」にある「獅子郷」団体とそっくりであることが注目される。

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