さけがわ議会だよりVol.126
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さけがわ議会だより ● 8 荒木三智郎 議員「買い物弱者への支援対策」について村長 支援する仕組みづくりを進める質問 今大きな社会問題になっている、高齢者ドライバーの交通事故対策について質問いたします。 その対策のひとつに運転免許証の返納の動きがあります。しかし、本村では病院・買い物等移動の手段として自分で運転せざるを得ない状況にあります。運転免許証を返納した場合の移動手段をどうするかが課題であると思います。村営バスについては、デマンドバスもあり便利にはなっていますが、それでも自分で運転するような小回りはききません。 現在本村で免許証を返納された方は、何人くらいいるのでしょうか。高齢者の交通安全対策も含めた、免許証返納高齢者の移動手段について、早急に対策が必要であると考えますが、村長の考えをお伺いします。答弁 高齢者は、加齢に伴う様々な身体機能の低下により、交通事故を起こすリスクが高まっていくものと考えられることから、運転免許証の自主返納を促進することを含めた、高齢運転者交通事故防止対策が進められているところです。 村では、高齢者世帯訪問時や老人クラブによる各集会での交通安全の呼びかけや県の「ゆとり号」を使用した個人の運転能力の現状を知ってもらう等の対策を強化しながら、今後も継続して取り組んでいく考えです。 また、高齢者の運転免許証の自主返納は、警察署に問い合わせたものの公表はしていないとの回答でした。全国的には自主返納した高齢者の数は年々増えていますが、その割合はまだ低い状況であると聞いています。とはいえ、運転免許証がなくても高齢者が安心して暮らせる環境を整備することは必要であると考えます。 移動手段を含めたきめ細かな生活支援を行えるよう、高齢者の方々の主に出かける目的をはじめ、場所やその時間帯・頻度などの実態を分析するとともに、関係機関と連携しながら検討してまいります。村長 高齢者の実態を分析し、関係機関と連携しながら検討「高齢者の運転免許証自主返納対策」について質問 総務省の実態調査によると、買い物弱者は700万人と言われています。本村でも過疎化・高齢化が進む中、買い物への不安の声を数多く聞くようになりました。これまでは、行商の方が定期的に回ってきて利用していましたが、最近では少なくなっているようです。 対策として、例えば行商、業者の方にハード面・ソフト面での支援や補助をして、高齢者や一人暮らしの見守りなども含めた「買い物弱者への支援対策」を講じていく必要があると考えますが、村長の考えをお伺いします。答弁 本村でも過疎化・高齢化が進む中、高齢者世帯が増加し昨年行った「日常生活圏域ニーズ調査」で約2割の世帯で買い物などを自力で行えないという結果が出るなど、買い物弱者への対応が大きな課題の一つと認識しています。この状況は、最上管内で家事代行業者・NPOなどによる生活支援分野への進出が目立っていることからも、地域共通の課題となっていることがうかがわれます。 村では、福祉バス運行、生活バス・デマンドバスの充実などで高齢者の足を確保するとともに、介護保険制度の中で、日常生活に必要な買い物支援を行うなどの対策を講じています。 しかし、今後さらに過疎化・高齢化が進むことが想定される中、より地域にあったきめ細かな生活支援を進める必要があり、高齢者の自立を妨げない支援の検討が重要かつ急務であると考えます。 買い物・見守りなどの日常生活の支援を継続するためには、民間事業者との連携は大切ですが、同時に地域住民が主体となって支援に取り組む「互助」の仕組みづくりも不可欠です。住民が主体となって高齢者支援に取り組む仕組みを作りながら、住民では提供することが難しいサービス等は民間事業者やNPOの参入を促進し、高齢者が様々な支援を選択できるようにすることが、わが村らしい生活支援につながるものと考えています。 高齢者の方々に買い物などの日常生活に不安を感じさせないように支援する仕組みづくりを進めていきます。

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