さけがわ議会だよりVol.125
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さけがわ議会だより ● 8 矢口 健二 議員定住促進のための住宅整備について村長 選考基準等は当面同じ内容で行う質問 定住促進住宅整備事業は、昨年度から実施され平成30年度までの3年間で15棟が予定通り整備されるものと思いますが、昨年度の入居者選考基準について、大きな疑問を持っているところであります。 他市町村からの転入については大変喜ばしいところではありますが反面、定住促進住宅に入居出来なかった住民は、近隣他市町村へ転出せざるを得ない状況にありました。 この鮭川村に生を受け、20年、30年も生活した住民が入居できないということは、住民を大事にしない行政運営と思わざるを得ません。入居者の選考は、抽選等も含め再検討すべきと考えますが、いかがか。 また、空家等の利活用も含めた定住促進のための、新たな住宅整備も併せて考える必要があると思いますが、村長の考えをお伺いします。答弁 昨年度は、議員ご承知のとおり5棟を建設し、入居申し込み期間を1月12日から2月15日まで設定し、2月12日には内覧会を開催し多くの方に参加いただきました。 その結果、村外13名の方から応募定住促進のための新たな住宅整備については、空き家等対策計画の策定に向けた取り組みを進めているところであり、この中で利用が可能な空き家を特定するとともに、希望する方は当該空き家に入居できるようにする仕組みを検討していきたいと考えております。いただき、「鮭川村定住促進住宅の設置及び管理に関する条例」等に基づいて選考し、最終的に入居者5名を決定いたしました。 議員からは、入居者選考基準については抽選等を含め再検討すべきというご意見をいただきましたが、定住者に住宅を賃貸することにより人口の確保と村の活性化を図るという本制度の趣旨のもと、条例、規則に沿って慎重に選考を行っておりますので、選考基準等は当面同じ内容で行わせていただきたいと考えております。 また、空き家等の利活用を含めた

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