さけがわ議会だよりVol.125
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7 ● さけがわ議会だより遠田 伯保 議員多目的運動公園の冬期間の有効利用について村長 年間を通じた誘客を実現する仕組みづくりを行えるよう関係団体と連携していく質問 今年4月にプレオープンした多目的運動公園の利用については、土日の利用者も多く、200人〜300人を数え、大好評だとお聞きしています。そうした中で、今後の当公園の利用計画も立てていると思いますが、特に雪国である本村は、冬場の活用が運営面においても大変だと思います。 そこで、雪の上での運動を取り入れた事業として、幼児から小、中学生、一般の方々まで参加できる雪中運動会や、雪中サッカー大会等を企画してはどうでしょうか。 村内はもちろん、特に雪のない九州や沖縄をはじめ都会の子供たちを対象にし、年末年始や冬休みを利用した体験ツアー(冬期間の利用日を設定)を計画し実行すれば村の活性化にもつながっていくと思いますが、村長として冬期間の多目的運動公園の活用について、どう考えているのかお伺いします。答弁 ご案内のとおり、多目的運動公園はサッカーコート、芝生広場部分について、4月22日から供用を開始し、サッカーの練習や試合、グランドゴルフなどに多くの方々からご利用いただいているところです。 当運動公園は、村民の健康増進と住民相互の交流に寄与することが基本と考えますが、併せて他地域との交流促進など地域活性化の視点からの利活用も重要と考えております。そのような観点から、昨年11月「鮭川村運動施設利活用検討委員会」を設置し、具体的な利活用の方策についてご検討をいただいているところであり、その中でも議員からご指摘のあった冬期間の利活用についてご意見があがっているところです。 本村は日本有数の豪雪地帯であり、冬期間の利活用は難しいところですが、一方で雪の少ない地域の方々からみれば、日常生活では体験しえない魅力的なものに感じるのではないかと考えられます。この貴重な地域資源をスポーツと融合させ、新しい価値を生み出すことで、鮭川村の冬の魅力を発信することが可能となります。議員からご提案いただいた「雪中運動会」「雪中サッカー大会」などを含め、雪を活用した様々な体験型メニューと他の地域資源を組み合わせた企画を行うとともに、年間を通じた誘客を実現する仕組みづくりを行えるよう、関係団体と更に連携して取り組んで参ります。

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