さけがわ議会だよりVol124
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さけがわ議会だより ● 8 子育て支援について村長 子育て支援全体を見直す方向で検討質問 村長は、未来を担う子ども達の健やかな成長を願い、学童保育事業の対象者を小学4年生までを6年生までに拡大、医療費を中学3年生まで無償化、出産祝金も第1子は10万円、第2子は20万円、第3子以降50万円と拡充するなど、子育て支援の施策を進めております。 しかし、せっかくの出産祝金の40%が6ヶ月期限付の商品券では本当の子育て支援にはなっていません。例えば、中学校入学時には、制服・運動着・カバン・指定シューズなど、かなりの出費となります。商品券での交付について、村長は村内の商店街への支援も兼ねてという考えのようでありますが、村ではすでにプレミアム商品券を発行し、支援をしております。 このことから、出産祝金はすべて現金で支給し、自分の必要な時にいつでも使えるようにすべきと思いますが、村長の考えをお伺いいたします。答弁 村では、次代の鮭川村を担ってもらう子どもを育てる世帯を応援するための様々な子育て支援策を講じております。 その代表的な支援の一つが出産祝金で、多子世帯に対する支援を目的に27年度から始まった事業です。また、小学校入学時に支給する祝金も2年前に講じました。新1年生に必要なランドセルや机の購入費に充てていただけるよう措置したものです。更にこれらに加えて、小中学校給食費の無償化も29年度予算として計上したところであり、鮭川村の子育て支援は、他の市町村と比べてもかなり充実した内容となると考えております。 これら子育て支援については、議員からご指摘のとおり、節目、節目で子育てにかかる費用に充てられるように支援することが効果的です。このため、子どもの年齢に応じてかかる費用を念頭に、国等の講じている支援策も考慮しながら、子育て支援全体を見直す方向で検討してまいります。 また、その際には商品券の取扱いについても、村内で販売している子育て関連の商品の実態等を考慮して、交付金に占める割合や交付時期について検討を進めてまいります。 但し、一度に変更してしまうと子育て世帯の生活設計等に影響を及ぼす恐れもあることから、経過措置を講じながら徐々に改善を図っていくこととしたいと考えております。一般質問荒木 京子 議員

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