さけがわ議会だよりVol124
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7 ● さけがわ議会だより子ども議会における村への要望の実現に向けて村長 村の活性化のために活かしていきたい質問 昨年12月、平成28年度子ども議会(中学生)が開催されました。 3回目の開催ということもあり、議場の雰囲気にもすぐに慣れ、堂々とした質問の内容でありました。 しかし、これまでに子ども議会から出された提案、例えば「魅力ある鮭川村のきのこ等の特産物や、鮭川歌舞伎などの伝統文化を県内外にインターネット等で大々的に発信し、鮭川村を大いにPRすべきではないか」など、せっかくこれからの鮭川村を担う若者達が貴重な意見を述べたのに対し、村として何ひとつ施策として実施されていないように思います。  子ども達から提案された各種事業等の実現に向け、村政へ反映させ、一つでも多く村の施策として実施していくべきだと思いますが、村長の考えをお伺いします。答弁 中学生の生徒のみなさんからは、村の特徴をよく捉えた、大変ユニークな発想による提案をいただきました。 議員からお話のあった「鮭川村の特産物や歌舞伎などの観光資源を発信して村をPRすべき」という提案のほか、「住民にひまわりの種子を配布し、ひまわり街道やひまわり畑を整備すべき」という村内外との交流を促進する提案、「空き家の有効活用」など村への移住を促進する提案、「各地区での清掃やラジオ体操の実施」による健康づくりに関する提案などがありました。 これら提案に対しての村の対応や取組みでありますが、観光資源の発信に関しては、今年1月から村のホームページをリニューアルしたことと併せて村の観光情報に関するページも刷新し、タイムリー性を持たせて発信しております。今後は、更に情報内容を充実させることにより、村内外の多くの方に見てもらえる魅力あるサイトにしていきたいと考えています。村内外との交流の促進については、現在も農都交流や友好都市交流の充実を図っており、今後も村民を巻き込んだ民間活力による転作田を活用した花畑の整備や大学生と協同した交流事業の企画、更には鮭川産の食材を活用した交流等に努めていきたいと考えています。 空き家の有効活用につきましては、移住対策の一環として具体的に進めているところであり、健康づくりについても今年5月31日に全村民を対象に様々な運動に参加してもらう「チャレンジデー」という企画を行う予定としています。 このように、子ども議会における提案や意見をヒントとし、様々な取組みを企画又は検討していきたいと思っており、今後とも子ども達のまっすぐな想いや柔軟な発想を大切にして、村の活性化のために活かしていきたいと考えております。一般質問遠田 伯保 議員

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