さけがわ議会だよりVol123
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さけがわ議会だより ● 2  平成28年第9回鮭川村議会12月定例会は、12月7日から9日までの3日間の会期で開催されました。 条例の制定、各種補正予算など村長提出議案8件、議員発議1件、任期満了による鮭川村選挙管理委員会委員及び同補充員の選任などが慎重審議されました。また、一般質問は、4議員が登壇し人口減少対策、福祉サービスや農業・工業等の支援などについて、質問をしました。 最終日には条例の制定、各種補正予算など村長追加提出議案6件が上程されました。  今定例会では、条例の制定や補正予算など、村長提出議案14議案のうち13議案全会一致で原案のとおり可決され、1議案が否決されました。12月定例会議案の審議条例の制定(可決議案)鮭川村農業委員会の定数に関する条例及び鮭川村農地最適化推進委員の定数に関する条例  農業委員会等に関する法律の一部改正に伴い、これまでは公職選挙法に基づく委員の選挙による委員の選任でしたが、平成29年4月からは公募による委員の選任となり、新たに定数を定めたものです。また、農地最適化推進委員については、新しい制度により担い手への農地利用の集積の調整や耕作放棄地の発生防止及び解消などの調整を担う委員として定数を定めるものです。鮭川村特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例  農業委員会等に関する法律の一部改正に伴う農地最適化推進委員についての報酬を定めたものです。新庄市との新庄最上定住自立圏形成協定の変更について  平成27年6月に新庄市と締結した新庄最上定住自立圏の形成に関する協定について、生活機能の強化に向け、水道事業についても広域連携の検討を行い、実施可能な業務から共同で管理、運営を行うことを協定に盛り込むための変更であります。条例の制定(否決議案)鮭川村定住促進住宅の設置及び管理に関する条例  京塚地区に建築中の定住促進住宅の設置及び管理に関する条例については、入居者の資格要件や入居できる期間について、上程された内容では定住につながらないなどとし、全会一致で否決しました。議員発議地方議会議員の厚生年金制度への加入を求める意見書の提出について 「地方議会議員の厚生年金制度への加入を求める意見書の提出について」が議員発議として上程され、可決されました。 地方議会の役割と重要性が論じられる中、全国の町村議会で抱えている問題の一つに町村議会議員のなり手不足が深刻となっています。 幅広い層の年代の方々が議員になろうと思えるような環境づくりが必要なことから年金制度の時代に相応しいものとして議員を志す人材確保につなげるため、全国町村議会の取り組みとして意見書を提出することとされています。(完成間近の促進住宅)

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