さけがわ議会だよりVol123
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さけがわ議会だより ● 10 ヒートショック対策について村長 健康教育で注意喚起、   全戸に啓発チラシ配布質問 ヒートショックとは、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することが原因となり起こる健康被害で、入浴中に失神し溺れて死亡したり心筋梗塞、脳梗塞になることがあります。寒くなるこれからの季節は、普段健康な方でも特に気を付けなければなりません。 全国では、年間約17,000人もの方々が入浴中に急死しています。村内においてもかなりの方が、入浴中に大切な命を落としています。 ヒートショック現象での事故を防ぐ対策として、昨年12月の入浴中の事故を受け予防のチラシを作成し、配布して頂きましたが、1回限りではなく毎年配布する取り組みや、地域座談会や各団体等の活動時などを通して予防を促す必要があると思いますが、村長の考えをお聞かせ下さい。答弁「ヒートショック」は、室温の急激な変化により入浴中に死亡する方が多発していることは理解しておりますし、寒暖の差が大きくなる冬季間に入る前に予防対策を実施することが重要だと認識しております。 先月から、地区健康相談、湯らっくす等でヒートショック対策の健康教育を保健師が実施して、注意喚起を促しております。その中で、昨年全世帯に配布しましたチラシを自宅に貼っているとの声もあると聞いております。 今年度も遅くなりましたが、12月広報配布時に全世帯にチラシを配布し、予防対策を講じたいと考えております。 今後は、寒くなる前から、地区での啓発及び年1回チラシの全戸配布で対応したいと考えております。村営バス運行について村長 運行方法を見直す質問 路線バス事業・運行について、全体的には概ね満足された運行になっていると思います。 しかしその中に、大芦沢〜真室川線は、途中の豊里駅で別のバスに乗り換えなければならないという気になる路線があります。利用者のほとんどは真室川の病院や歯医者に通う人が多く、高齢者で身体や足腰の自由にならない方々が、大変な思いをしながら乗り換えをして利用しているという声を聞いています。 デマンドバスの設置により、気軽に利用しているという方もいるようですが、路線バスより割高となるため、利用を控えているという方も多いと聞いています。 村民が安心・安全に利用できるよう、バスの運行事業の見直しをすべきと思いますが、村長の考えをお聞かせください。答弁 村営バス運行については、平成28年4月より、新たな路線により村営バスの運行を行い、半年を経過したところでございます。利用者数につきましては、昨年度同時期(10月末日)に比べ1,300人程増加しております。増加の要因といたしましては、昨年度まで運行していなかった時間帯に新たな便を組み入れ、折り返し運行したことにより利用客が増えたものと考えられます。特に、羽根沢・新庄線につきましては、8時・12時・18時台の乗客数が多く、月100人程の利用者増となっております。 また、日下・真室川線、大芦沢・豊里駅線につきましても微増ではありますが、順調に利用客が増えているところであります。 しかしながら、前年度まで運行しておりました曲川周回線の利用者が、月平均2名程度と利用頻度が低かったために廃線としたことから、不便を感じられている村民の方がおられることも存じております。村といたしましては、少しでもご要望にお応えするため、大芦沢・豊里駅線の一部を見直し、午前と午後の各1便を大芦沢・真室川間の直通運行にできないか、担当課と委託業者で検討させているところであります。 デマンドバスにつきましては、利用料金を600円としており、路線バスの料金200円と比べれば高いのですが、乗合タクシーのようなものと考えていただければ適切な料金設定となっているのではないかと考えております。 今後とも、村民の皆様が安心・安全に路線バスやデマンドバスを利用できるように努めるとともに、様々なご意見を聞きながら運行方法や利用料金についても検討を続けてまいります。一般質問水戸 一徳 議員

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