平成28年度 水辺水質マップ
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水質検査項目の説明 ●不安定な亜硝酸性窒素が変化して、安定した硝酸性窒素になります。 ●閉鎖性水域(湖沼や湾など)では、濃度が高いと藻やプランクトンの異常発生の原因になります。 ●雨水の数値の目安は0.2~0.4㎎ /L、河川の上流水は0.2~1.0㎎ /L、河川の下流水は2.0~6.0㎎ /Lです。 ●アンモニアが水中で変化して、亜硝酸性窒素となります。 ●亜硝酸が検出されれば、近くに汚染源があることを意味します。 ●河川の上流水の数値の目安は0.0018~0.03㎎ /L、河川の下流水は0.09㎎ /Lです。 ●生物の死骸やし尿が分解する過程で発生する物質。 ●畜産排水や生活排水などが流れ込むと、水中のアンモニアが増えます。 ●アンモニアは微生物や酸素の働きで、亜硝酸から硝酸へと変化するため、検出された場合は調査地点の近くで汚染があったか、汚染して間もないことが推定できます。 ●河川の上流水や湧水の数値の目安は0.05㎎ /L、雨水は0.1~0.4㎎ /L、河川の下流水は0.5~5㎎ /L、下水は5㎎ /L以上です。 ※「性」は、「体」あるいは「態」と表現する場合もあります。以下同じです。 ●水中の有機物を薬品で分解したときに消費(要求)される酸素の量。 ●この数値が大きいほど水中に有機物が多く、汚れていることを表します。 ●きれいな川のCOD値は 0~2mg/Lくらいです。 ●酸性・アルカリ性を表す尺度。ピーエイチ(又はペーハー)と読みます。 ●pH7が中性で、数値が小さくなるほど酸性が強く、数値が大きくなるほどアルカリ性が強いことを示します。 ●川のpHは、通常6~8程度です。また、一般にpH5.6以下の雨を酸性雨といいます。 化学的酸素要求量(COD: Chemical Oxygen Demand) 水素イオン濃度(pH) 亜硝酸性窒素(NO2-N) アンモニア性窒素(NH4-N) + - ●生物の体が分解されるときに出るほか、生活排水や化学肥料などが流れ込むことでも増えます。 ●雨水や河川の上流水の数値の目安は0.05㎎ /L以下、河川の下流水は0.1~1.0㎎ /Lです。 リン酸性リン(PO4-P) 硝酸性窒素(NO3-N) (参考:だれでもできるパックテストで環境しらべ(合同出版)) 2 - 3-

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