建築士山形 2017 No.97 architect of yamagata
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蕎麦が打った本人にとっては実に愛おしい蕎麦な訳です。因みに矢萩支部長はそば打ちに慣れています。ベテランなので、そば打ちも早いし切った蕎麦もプロ並みに綺麗です。でも、私には余り美味しそうな蕎麦には見えません。やはり、自分で打った蕎麦が、どの誰の蕎麦よりも「最高の蕎麦」なのである! そば打ち体験はここ迄です。蕎麦の「茹で」はスタッフさんにお任せします。そばを茹でている間、そば打ち作業台の跡片付けと清掃をします。片付けが終わった頃には、そばも茹で上がっています。いよいよ実食! 挽きたて・打ちたて・茹でたて、しかもそれが自分で打った「最高の蕎麦」ですからね、美味しくない訳がありません。実際、本当に物凄く旨いのです。隣のチームの蕎麦を食べさせて頂きましたが、違いますね。やっぱり自分で打った蕎麦が一番でしょう。恐らく、皆さん誰もが「自分が打った蕎麦が一番旨い!」と思っていた事でしょう。 来年も是非、そば打ち体験道場をやって欲しいと思います。来年はもっと旨い蕎麦を打てる自信があります!来年も必ず参加させて頂きます。絶対に参加する!冒頭にも申しましたが、村山支部の恒例行事として、毎年新そばの時期に「そば打ち体験道場」を開催しても宜しいのではないかと私は思います。年度始めの役員会で発言させて頂きますので、村山支部役員の皆様、宜しくお願い申し上げます。 新そばの美味しい季節、11月25日に村山支部の「そば打ち体験道場」がありました。場所は村山市の「村山市農村文化保存伝承館・伝承の家」にて、去年のそば打ち体験道場がなかなか好評だったので、今年も開催する事に成りました。個人的には村山支部の恒例行事として、毎年開催してもイイのではないかと思っています。今年は村山支部だけでなく、他支部からの参加者も来て頂き、支部行事を越えた楽しいそば打ち体験道場に成りました。 さて、そば打ち体験ですが、個人的には去年のそば打ち体験が初めての経験で、今回二度目のそば打ち体験に成ります。二人一組になって、材料は二八のそば粉(400g)と水(180g)それだけです。そば打ちの作業手順は、水回し→練り→切りですが、先ずは手を綺麗に洗ってから始めましょう。 最初はそば粉への「水回し」で、水を三回に分けて加水します。次に「練り」な訳ですが、練りは難しいですね。菊練りって言うんですか?難しいです。そば打ち道場のスタッフさんから手伝って貰いながら、何とか練りを完了。 次に練ったそば玉を手で丸く平たく延してから、綿棒で延します。これが意外に上手く(去年よりも上手く)延ばせました。延した生地を折りたたんで、いよいよ「切り」の作業な訳ですが、切りも意外と難しい。蕎麦の切り幅を均一に切れません。細い蕎麦・太い蕎麦、見るからに素人が打った(切った)蕎麦なのです。ですが、その個性的な伊藤 豊 ITO yutaka From村山支部そば打ち体験道場。Page16TitleNameNumber会員だより6/11ITO yutaka

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