建築士山形 2016 No.96 architect of yamagata
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YYouth Department Committee青年部委員会Page26元長井市出身の渋谷達郎氏をお招きし、『木と森/自然を生かす建築』というお題のもと講演会をおこないました。渋谷氏のこれまでの輝かしい経歴の中でもグッドデザイン賞を数度受賞した事や、古民家再生プロジェクトを地元の方や学生を巻き込んで行った事、また現在取り組んでおられるプロジェクトなどの実例を交えた講話を聴くことができました。さらに、住環境において考慮すべき点や、建材の斬新な使用方法など大変勉強になる機会をいただいたと思います。また、現在上山市において、TV番組のビフォーアフターに取り組んでおられるとの事でしたので、放映される日を楽しみにしたいと思います。 今年も学び多い大会を開催できましたこと、大会を主管していただいた小林委員長を始めとする長井支部の皆様、そして参加いただいた各支部青年部の皆様に感謝申し上げます。 最後に、青年部活動が活発な支部やそうでない支部もあります。まだ一人二人での活動を余儀なくされている支部もあり、会員の減少と高齢化が益々進んでいる状況です。親会となる支部会員の皆様には、新たな青年部会員の増強や、活動に支障をきたしていないかなど、時々気にかけていただければ幸いに存じます。 今年度は12年ぶりに長井支部主管で第28回(一社)山形県建築士会青年大会を開催しました。『自然 と まち の共生』~青年建築士としての関わりを考える~という大会テーマのもと、まずは地元のたからである山形鉄道フラワー長井線に乗り、名物車掌さんの大変楽しいお話を聴きながら、南陽市の文化会館を見学に行きました。文化施設としては全国最大級の木造耐火建築物ということで、施設の職員の方に計画から設計、工事、そしてその後の運用状況などのお話を聴くことができ大変勉強になりました。また大型の木質バイオマスペレットボイラーや、サイロと一体となったボイラー室などバックヤード部分も拝見させていただき大いに参考になりました。見学会の方には金田長井支部長や女性部の皆様からも参加いただき総勢60名を超えるほどの人数で見学させていただき、参加いただいた皆様には大変感謝申し上げます。 その後、再度フラワー長井線で長井市まで戻り、内谷長井市長、平吹会長、東北各県の青年委員長を始めとするご来賓の方々のご臨席を賜り、大会式典を開催させていただきました。 そして、そのまま引き続き本大会のメインフォーラムでは、若手建築家のホープとして活躍されている地第28回(一社)山形県建築士会青年大会 長井大会。五十嵐直哉 IGARASHI naoya青年部委員会 委員長Page26TitleNameNumberIGARASHI naoya1/1青年部委員会

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