建築士山形 2015 No.95 architect of yamagata
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 一般社団法人山形県建築士会西村山支部の平成26年度総会において支部長の職を任命されました。 藤野前支部長には、3期6年に渡り西村山支部建築士会を牽引戴きご苦労様でした。 在任中は、県本部の青年部委員会委員長に高梨順教氏、女性部委員会委員長に大泉みどりさんと西村山支部会員を輩出い山形県建築士会の若手建築士の活発な活動をサポートすると共に本人も、本部常務理事の職に就き幅広い分野で尽力を尽くされ『山形県建築士会に西村山支部在り』と存在感を示されました。 もう何期か支部長の職を重任して頂き、建築士会をもう少し引っ張っていって欲しいと思っていたところでした。 総会で支部長を任命されたときは、何をやれば良いのか解らず、会員に「なにかやりたい事はないか」支部活動をどのようにすべきかと尋ねたりしました。 支部長がやりたい事を行えば良いとの答えに、よりいっそう考え込むことになりました。 先ず一段として、建築士会の活動に多くの会員が、参加して貰える様、支部組織の委員会所属と、各地区に配置した副委員長に委嘱状を配布する事にしました。 二段目として、建築士会で開催される講演会・研修会等の案内を役員にメールで配信することにしました。 県、女性部委員会の開催行事等も委員長の大泉さんより、西村山支部役員に配信してもらい、興味のある講演・勉強会に参加出来るように考えました。 外の支部では、ホームページで告知している処も在ると聞いていますが、当支部では、ホームページを持っておらず県ホームページでも予定を掲載していますが閲覧している会員は少ないのではないでしょうか。 当支部に席を置いている会員に、より多く建築士会活動に参加して戴き活発な活動を推進して戴きたいと思っています。 特に若手建築士には、もっと建築士会に協力して頂き、山形県のみに留まらず東北地区での交流、ひいては全国の建築士との交流とネットワークの範囲を広くして日常の業務にプラスになる様活用してもらいたいと考えております。 平成23年3月11日に起こった東日本大震災の災害以後、被災地特需、アベノミクス、2020年東京オリンピックと日本経済が慌ただしく変貌しつつあります。それに伴い建築業界は、人材不足・資材不足で、予定の工期で完成出来ない状態となり入札においても不調続きで落札者がいない為発注出来ない物件も出てきております。 こんな時に建築士会のネットワークを活用し、建築士相互が協力し助け合い、業務の遂行を円滑に出来ないものだろうか。 今年一年を振り返って見ると、山形県建築士会が一般法人に移行し、各支部も本部との連結決算することにより一般社団法人山形県建築士会○○支部と言う体制になるとの事で、会計関係・支部定款の変更の準備で、支部活動がうまく行かなかったかも?と思っています。 技術講習会は、「うちは万全」と思っていても、ある日突然トラブルの渦中に…会社を揺るがす“訴訟”を未然に防ぐために採るべき対策はなんなのかを目的に『瑕疵担保履行法制定後の技術的問題点と引渡し後の施主とのトラブルの現状と改善方法と今を考える』と題し、講演と質疑応答を行いました。 参加した会員各々、何かしら施主との間で、話し合いや説明を求められたりして苦労している様子が窺えました。 建築士会活動で、様々な情報を共有し、業務の遂行の一助となればと願う次第です。会員の皆様には、今後とも士会活動へのより一層のご協力をお願い致します。安孫子文亮 ABIKO humiaki西村山支部長大役の職を任命されて。西村山支部FromPage07TitleNameNumber6/9支部だよりABIKO humiaki

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