建築士山形 2015 No.95 architect of yamagata
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大正ロマンの旧金山町郵便局(古い郵便局を改修復元)を通り川崎邸の前にきた時にハプニングが起きました。 初めてお会いした家の人が非公開の川崎邸の中を「どうぞお入りください。家の中案内します。」言ってくださいました。川崎さんのおばあさんが1階と2階を案内してくださいました。長年関わってきた丹課長補佐初めて2階を見せていただいたそうです。ラッキー! 街並交流広場を通って八幡神社の公園に向かい旧奥州街道を歩くことができました。江戸、明治時代にタイムスリップした気がしました。最後は町の中を巡る用水路「大堰」を見学しました。杉皮葺きの小屋(塀を兼ねている)を背景にした大堰は大変奇麗でした。 見学会は役場に戻り丹課長補佐にお礼を言って終了しました。 懇親会はグリーンバレー神室の中のシェーネスハイム金山です。 真室川町の笹原透氏が懇親会の段取りをしてくれました。懇親会の会場は他の客に迷惑のかから無いように個室を貸し切りで催しました。初雪の中、新庄の地酒で会話が弾み楽しい一時を過ごすことができました。 準備をして下さった新庄支部の方に感謝します。ありがとうございました。 7月1日に開催された山形県建築士会の合同会議に置いてまちづくり委員会において新庄地区の見学会に決めました。 担当を新庄支部の坂本辰也君に担当を引き受けてもらいました。 今年は建築士会の全国大会は福島開催ということで全国大会の参加者が多いことが予測されたので『街並とまちづくり見学研修会』時期を調整しました。 新庄支部の安部利広支部長の取り計らいで金山町と調整していただき金山町の見学会の企画することができました。 見学会の当日は雨の中非常に寒い日になりました。そんな中、金山町役場の丹敏雅課長補佐に案内していただきました。 最初に金山町役場に集合しました。そこからマルコの蔵(旧家の蔵を街角交流施設の再生、ギャラリーや喫茶にした建物)に移動しての2階のギャラリーで丹課長補佐から金山の歴史やまちづくりの取り組みの経過を解説していただきました。 まだ、大学と一緒にまちづくりの取り組むことが珍しい時代に東京芸大との交流を通じて金山町のまちづくりのコンセプトができていったこと、そんな中で金山町の良さを理解していただけた建築家が建物の設計に参加していること、古くからの金山町らしさを、金山の人々が愛していることがよく分かりました。 解説終了後、霙(みぞれ)降る中、町の中の散策に移りました。街並とまちづくり見学研修会in金山を開催して。。佐藤敬介 SATO keisukeまちづくり委員会 委員長CCommunity Planning Committeeまちづくり委員会Page36Page36TitleNameNumber1/1SATO keisukeまちづくり委員会
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