建築士山形 architect of yamagata 2014 No.94
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 振り返ってみると、ここ2〜3年の大雪で新庄最上では、自宅や仕事場の毎日の除雪作業に疲れ果てた冬を過ごして来たと思います。この大雪で屋根の軒先が折れる被害が多くみられ、そして近年にない突風においても屋根の鉄板が剥がれる被害がありました。また今年の7月18・19日の豪雨で、今までに見た事がないほど最上川の水位が上がり恐怖さえ感じました。このように身近な所でも異常とも思われる自然環境の変化が感じられる近年です。日本でも竜巻による被害や豪雨による土砂災害・洪水被害が頻発し、本当にこの地球上で何か起きている様で心配になります。 さて、今年度の新庄支部事業に於いては、8月6日に「有機EL利用について・再生可能エネルギー導入について・住宅アルミサッシ改正省エネ基準について」の講習会を開催しました。多くの会員の皆様に参加して頂きました。また、会場に於いては有機EL照明器具の展示もして頂き、手に取りながら製品の説明をして頂きました。 今年度中に最上総合支庁のロビーに設置予定との話もあり、一般市民の皆様にも有機EL照明の柔らかな光を体感できる事と思います。 恒例行事のゴルフコンペを9月14日に開催しました。参加者は12名で天気にも恵まれての大会となり、会員そして賛助会員の皆様とも親睦を深めながらナイスショトあり、珍プレイありで楽しい大会となりました。 10月には県の一斉公開パトロールに同行させて頂きました。今年度は新庄市、最上町、真室川町の各市町を対象としてのパトロールでしたが、各地域の会員の方にも協力して参加頂きました。同行中に気づいたのは住宅の新築やらリフォーム等の建築現場が例年より多く見受けられた様に思います。景気の回復傾向…? H26年度からの消費税増税問題から…? いずれにしても建築業界が忙しいのは大変喜ばしい事で長く続く事を望んでいます。 今年も早いもので年の瀬に入り、12月7日に新庄支部忘年会を開催しました。おおいに飲んで食べて、そして豪華景品…?の当たるくじ引きをしながら楽しい時間を過ごしました。 今年度の事業として、「安全で住み良い街づくり」をテーマとした「まち歩き点検調査」を3ヶ年続けてきた資料のまとめと、皆さんがご苦労された調査資料の活用方法を探りながら、今後の検討をして行きたいと思います。 また今年の冬も除雪に追われながら、今年度の残り少ない日々を皆さんと頑張って行きたいと思います。振り返ってみて…そして今年度。新庄支部From樋渡昭慶 HIWATASHI akiyoshi新庄支部長Page04TitleNameNumber3/9支部だよりHIWATASHI akiyoshi

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