建築士山形 architect of yamagata 2014 No.94
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 この機会にまちづくり委員会では家なみ会の活動に参加見学しました。 事務局とまちづくり委員会から参加者募集しましたところ山形、天童、米沢から参加していただきました。 建築士会の会員が建築士会地域貢献活動基金の活動に参加できるよい機会をつくれました。 『米沢に関わった建築家』の内容は最初に米沢工業高校の白石信也教師が『近代建築草創期 郷土の建築家』のテーマで今回は伊東忠太を中心に講演しました。伊東忠太の人となりを理解できるよい内容でした。 講演終了後、町歩きをしながらの建物見学会です。 上杉神社、上杉神社稽照殿、上杉神祭器庫は伊東忠太、佐野利器の関わった明治神宮との設計の関連等の解説がありました。アントニン・レーモンドの設計の日本キリスト教団米沢教会は牧師さんに案内していただきました。 最後に中条清一郎の設計の写真館を見学して解散しました。 聞き応え、見応えのある企画だった事を報告します。 まちづくり委員会が審査している今年の建築士会の地域貢献活動センターの基金の拠出先を米沢家やなみ会に決定ました。今回申請のあった米沢家なみ会の活動は複数年にわたる活動です。活動内容は古い建物や貴重な建物をデータベース化して資料として整理します。将来はこの資料を活用して貴重な建物の活用方法を提案するようにしていく。又、オープン講座等を開催して建物の楽しさを市民に知ってもらう事業でした。 過去には短期の事業が申請されましたが今年の申請は地域貢献活動センターの基金本来の形のものと思います。 会議の中でも「本来はこのような事業に応援するためのもの」と言う意見もあました。米沢家なみ会の活動が成功することを期待しましょう。 教育・事業委員会とまちづくり委員会が合同でここ数年やっていた見学会を今回はまちづくり委員会の単独事業になりました。合同でやってきた事業が途切れたことは残念でしたが見学会の事業は継続できました。 米沢家なみ会では11月3日(日)にオープン講座『米沢に関わった建築家』を開催しました。地域貢献活動センター基金の報告。佐藤敬介 SATO keisukeまちづくり委員会 委員長CCommunity Planning Committeeまちづくり委員会Page28Page28TitleNameNumber1/1SATO keisukeまちづくり委員会

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