クローバー45号 平成29年7月15日発行
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クローバー北村山公立病院広報紙平成29年7月15日発行/北村山公立病院東根市温泉町2-15-1TEL.0237-42-2111います。【医療機器管理】医療機器の管理は、院内で共通して使用している人工呼吸器・輸液ポンプ・シリンジポンプ・各種モニター・持続吸引器等の貸出しと保守点検に関わる業務を行っています。このように私たち臨床工学技士は、院内で使用している数十種類数百台の医療機器の操作と管理をして、当院に通われている患者さんに最新の医療機器と最新の技術を提供できるように、いつも心掛けています。皆さんは臨床工学技士という職業を聞いたことがありますか?今回は私たち臨床工学技士がどのような仕事をしているか、紹介したいと思います。現代の医療において医療機器は、診察や検査や治療に無くてはならないものになっています。臨床工学技士の仕事は、生命維持管理装置と呼ばれる生命に直接関わる機器等を患者さんに安全かつ安心な状態で提供して、様々な病気に対してより有効な治療が出来るように機器を操作することです。臨床工学室には現在6名の臨床工学技士が配属されて、院内で使用している生命維持管理装置の操作や管理を行っています。それでは私たちがどのような部署に出向して、どんな仕事を行っているか、紹介します。【人工透析室】人工透析室では血液透析治療の業務を行っています。血液透析とは腎臓の代わりに血液をきれいにする治療のことで、針刺しから透析装置の操作や透析液の管理まで透析治療に関わる業務全般を行っています。また血液透析以外にも血液浄化に関わる様々な治療に携わっています。 (当院の透析装置は3月に最新の装置に更新しています。)【血管撮影室】血管撮影室では心臓や手や足の血管の中が狭くなる病気を見つけて治療する業務、特に血管の狭いところを探す装置の操作や、狭くなった血管を拡げて治療する装置の操作などを行っています。また血管の中を超音波で検査する装置や心臓の血液の流れを助ける装置の操作等も行っています。【手術室】手術室ではペースメーカーの植込みに関わる業務や麻酔器・電気メス・顕微鏡・心電図モニター・内視鏡装置等に関わる操作や管理を行っています。【病棟・外来】病棟と外来では人工呼吸器・各種心電図等のモニター・ペースメーカー・除細動装置・AED等の操作や管理、ペースメーカーの定期的なチェック等の業務にも携わってもくじ臨床工学技士の仕事を紹介します!1リハビリテーション棟改修工事を行っています。2医療現場の安全への取り組みについて3医療事故の公表について3健康講座「おいしい減塩のお話」3診察室47「大腸がんについて」4ふれあい看護体験4平成29年度 北村山公立病院職員採用試験案内4新任医師紹介5新採職員抱負5ボランティア奉仕作業5外来診療科医師日程表6臨床工学室メンバー人工透析室業務血管撮影室業務手術室業務人工呼吸器点検業務医療機器管理業務臨床工学技士の仕事を紹介します!

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