クローバー第43号 平成28年10月15日発行
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クローバー北村山公立病院広報紙http://www.hosp-kitamurayama.jp43平成28年10月15日発行/北村山公立病院東根市温泉町2-15-1TEL.0237-42-2111践したりしています。最終的に、役割を持ちながらいきいきとした「その人らしい生活」をもう一度取り戻せるよう、私たち作業療法士は患者さんに「今、生きていること」を実感していただきながら、共に笑顔で関われることに日々喜びを感じています。当院リハビリテーション室には現在、理学療法士15名、作業療法士12名、言語聴覚士3名の計30名が在籍しています。さまざまな病気やけがをした直後の急性期から、回復期、外来の方まで対応しており、対象となる範囲は脳血管疾患・整形外科・循環器を含む内科・外科・乳腺外科・神経内科と多岐にわたり、各疾患に合わせたリハビリテーションを提供しています。今回はリハビリテーションの中の一つ、「作業療法」について紹介します。「作業」って何?と思われる方も多いのではないかと思います。ここでいう「作業」とは「食事」「排泄」「入浴」「家事」「仕事や趣味活動」など人の日常生活に関わるすべての活動を意味しています。作業療法では、普段の生活で出来なくなったことが再び行え、住み慣れた自宅や地域などの生活の場に帰り安心して過ごせるように、身体・活動・環境面などを評価した上で「作業」に着目して治療・援助をしています。例えば、家族のためにもう一度料理を作りたい、掃除や洗濯をしたい、自分でトイレに行けるようになりたい、畑を作りたいなど患者さんのさまざまな希望に沿えるよう、可能な範囲内での手段や方法を提示したり(自宅改修や福祉用具の選定も行っています)、共に実もくじその人らしさを生活から支える作業療法1医療機器の紹介2診察室45「これからだんだん寒くなりますが、      皆様は健康にお過ごしでしょうか?」 3医療福祉連携室3院内・敷地内の巡回について3インフルエンザ予防接種のご案内4ホスピタルコンサートを開催しました4新任医師紹介5新採職員抱負5平成28年度 助産師・看護師採用試験 5健康講座を開催します5外来診療科医師日程表6作業療法室スタッフ調理実習リンパ浮腫に対しての多層包帯法作業活動(手工芸)その人らしさを生活から支える作業療法

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