クローバー第38号 平成27年2月15日発行
3/6

032015・2・15「ちゅうしょうなった」 北村山地域では脳卒中のことを「ちゅうしょう」という言い方もありますね。 近年脳卒中の中でも、“脳梗塞”という病気になってしまう方が増えています。いつ何時あなたの家族、大切な人に襲いかかってくるかわからない病気です。今日“脳梗塞”の治療は大きく進歩しております。治療の恩恵を受けるには、できる限り早く(病気が起こって2時間以内に)救急車で専門的治療が可能な病院を受診することが重要です。そのためにも周りにいる人がすばやく、「脳卒中」に気が付くことが出来たらいいですね。当院では24時間患者さんの受け入れ態勢を整えて、脳神経外科、神経内科の医師が専門的治療を行っております。 突然手足に力が入らない、呂ろ律れつが回らないなどの症状が出たら、左の3つの絵を確認してみましょう。 一つでも当てはまれば「脳卒中」が疑われます。 すぐに救急車を呼んでください。 電話:救急コール119番 早期発見・早期治療開始のカギをにぎるのは あ・な・た です。 泌尿器科という言葉を聞いたとき、みなさんはどのようなイメージをもたれるでしょうか。 初めて聞く方は、何をするのかわからないかもしれません。ちょっと知っている方でも、男性が行くところと思っているかもしれません。 泌尿器科は、尿が出にくくなったり、逆に何回もトイレに行かなくてはならなくなったり、そのようなおしっこに関係する症状が出たときに受診するところです。尿が出にくくなる前立腺肥大症は、確かに男性のみの病気ですが、女性も過活動膀胱による頻尿・尿漏れや、女性の方がかかりやすい尿路感染症など性別に関係なく治療を受けるところです。 他にも腎臓や膀胱・尿管等のがんや結石も診察します。そういった病気について、ご自身でチェックできる簡単な方法もあります。それは尿を観察することです。血尿が出たり、おしっこがいつもと違うと感じたときは、迷わず泌尿器科を受診してください。 泌尿器科は、敷居が高い診療科ではありません。すぐに受診することで、悪化を防ぐことができます。脳卒中を疑ったらすぐに行動!次回健康講座のお知らせ●テーマ 「ここまで判る画像検査」●講 師 放射線科医長 豊とよ口ぐち裕ゆう樹き●期 日 平成27年2月18日(水) 午後4時から●会 場 1階エントランスホール最新の画像検査による診断技術を、画像を交えて専門医がわかりやすくお伝えします。泌尿器科ってどんなとこ?泌尿器科医長佐々木 崇健康講座から(絵はPSLSコースガイドブックより抜粋)顔のゆがみはありますか?腕は両方上がりますか?ちゃんと話せますか?

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です