クローバー第33号 平成25年7月1日発行
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032013.7.1クローバー  皆さんは、病院の食事というとどんなイメージをお持ちでしょうか。レストランの様に「おいしそう」という印象が薄いかもしれませんね。病院ではお身体の状態に合わせた食事内容が基本になります。ちなみにメニューをご紹介すると、普通食では人気のラーメンやカレーライス、これからの季節は冷製しゃぶしゃぶ、冷やし中華、ご当地ならではの山形のだし、懐かしいくじら汁なども提供しています。誰でもおいしいものは大好き!だから病院らしいアレンジを加えて安全に食べやすく工夫しながら献立を作成し調理作業を行っています。 この毎日の食事をサポートする「食器」と「配膳車」がこの春から全て新しくなりました。まず、食器はこれまで同様に陶器(瀬戸物)を中心としながらラーメン鉢や丼ぶり等、重量のある食器はご高齢の方も使いやすいように陶器製から軽く光沢のあるプラスチック製にしました。もちろんご飯茶碗やおかずのお皿は陶器製なので入院されていてもご自宅での食事の雰囲気を味わっていただけると思います。次に配膳車です。通常、食事は出来たての温かいものを食べることが普通ですが病院のように大勢の食事を準備するには時間がかかり温かさと冷たさを保つことが難しくなります。そこで活躍するのが温冷配膳車です。これはご飯やおかずなどは温かく、お浸しや果物などは冷たくして入院している皆さんのお部屋にお届けすることができる食事専用運搬車です。病院でのお食事も食物を適温保持することで、少しでも気持ちよく召し上がっていただけるように作業を行っています。そして、食器と配膳車が新しくなったことについて入院中の皆さんの反応はというと「(雰囲気が)明るくなった」「きれい」などうれしいお声をいただいています。このお声を励みに、これからもおしいしく安全な食事作りに取り組んでいきます。 眼科外来の北側廊下に、キッズギャラリーを常設することになり、5月30日にオープニングセレモニーを行いました。 セレモニーには、元気でかわいい絵を描いてくれた「ひがしね幼稚園」の園児のみなさんも来てくれました。 真っ白な壁だったところに、カラフルな絵が展示され、今までの病院の雰囲気を一変させてくれました。患者さんやご来院された方だけでなく、スタッフの憩いの空間となっています。 お孫さんや、子供さんの作品が展示される機会もあると思います。その際には、ぜひ当院のキッズギャラリーに足を運んでください。 今後は2週間ごとに、作品の入替えを行っていく予定です。たくさんの元気が詰まった作品を、ぜひご覧ください。 また東棟エレベーターホール前には、回復期リハビリテーション病棟に入院中の患者さんが、リハビリの一環として作成した作品も展示しています。キッズギャラリーと合わせて、ぜひご覧ください。 今後も様々な取り組みを通じて、地域のみなさんとのつながりが意識できる病院を目指していきます。   (医療サービス向上委員会)食器をぷちチェンジしました元気を運んできたよ!4月に提供した春の弁当

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