クローバー第30号 平成24年6月15日発行
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22012.6.15 二月初めより東棟を中心に行ている耐震補強工事について進捗状況をお知らせします大きく四つの工区に分けて行ていますが四月末に一工区が無事終了しました 工事の終わた東二階から四階の病室の窓際には補強のための鉄骨ブレス筋違:すじかいが設置されました入院患者さんの安全面を考慮しブレスには保護材を巻きつけています一階部分はブロク積みや柱繊維巻きなどの工法のため補強後の見た目は変わりありません 二工区以降も土日を中心に引き続き同様な工事を行ていきます騒音や振動の軽減などできる限り医療・療養環境に配慮して工事を行いますのでご協力をお願いします 経営管理課    業務・耐震補強工事担当 平成二十四年四月に最新の多目的X線血管撮影アンギオ装置が導入され現在稼働しております 血管撮影アンギオとはカテテルと呼ばれる細い管を体内の血管に挿入し造影剤血管や病巣を分かりやすくする薬を使て血管を撮影する検査ですご存じの方も多いかと思いますが心臓カテテル検査もこの装置で行います他にも脳血管腹部血管四肢の血管など全身にわたる検査を行ております 今回導入の装置と以前の装置との大きな違いは撮影するカメラが2つになり同時に2方向から撮影できるバイプレンと呼ばれる装置になたことです以前は正面側面と2回撮影していたのですが一度での撮影が可能になたことで造影剤の量が半分で済み検査時間の短縮となり患者さんの負担軽減が図れますまた2方向から同時撮影していることで大きさや位置を正確に把握できより高精度の検査が可能となります 検査時の被ばくに関してもフラトパネルデテクタが採用されているため以前より少ない被ばく線量での検査が可能となりましたまた高感度で以前とは比べものにならない程きれいな画像が得られますより微小な病巣の発見につながり診断や治療に役立ちます さらに高度な撮影として血管の立体的な三次元画像を撮影することができます脳血管の動脈瘤などを検査する場合には血管の走行を立体的に捉えることができ非常に効果的です病気の診断のみならず血管内治療において非常に大きな役割を担うものと期待されます また動画サバを導入し本装置を最大限活用できる環境が整いました動きのある画像を電子カルテ上で簡単に表示確認でき診断に非常に有用となります 本装置は十七年ぶりの機器更新となり医療機器の進歩には驚かされます最新機器導入となり今後はより診断治療に役立てられるよう装置を活用していきたいと考えております   中央放射線室 瀬野  透短時間でより負担の少ない検査に!操作室の様子新多目的X線血管撮影装置耐震補強工事耐震補強工事       についてについて耐震補強工事耐震補強工事       についてについて耐震補強工事    について病室窓際に設置したブレース

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