東根市勢要覧
2/20

 山形県内陸部の中央に位置する東根市は、山形空港、新幹線停車駅、高速道路ICを有し、仙台圏とのアクセスにも優れており、県内の高速交通体系の要衝となっています。 本市には、日本一を誇るものが2つあります。一つは、質・量ともに日本一を誇る「さくらんぼ」です。本市は、さくらんぼの最高級品種「佐藤錦」発祥の地でもあります。もう一つは、国指定特別天然記念物である「東根の大ケヤキ」です。樹齢1,500年以上、高さ28mの日本一の大ケヤキは、本市のシンボルとなっており多くの市民に親しまれています。 今日、我が国は人口が減少に転じ、急速な少子高齢社会を迎えていますが、そのような中にあって本市では、先進的かつ地道な子育て支援への取り組みや、「教育によって人が育まれ、そこで育った人がまちをつくる」という理念のもとで力を入れている各種教育関連施策などが奏功し、県内で唯一人口が増加し続けています。平成27年10月に実施された国勢調査では、対前回比で1,354人の増加をみており、増加率は東北地方77市の中で第5位となるなど、「県内で最も勢いのあるまち」と評されています。この勢いを持続し、さらに発展させるため、将来を見据えた視点と迅速かつ確実な行動で、市民の元気と活力にあふれるまちづくりに向けた効果的な施策の推進に全力で取り組んでいきます。 この要覧は、本市の礎を築いてきた先人たちの今日までの歩みと、現在、そして将来にわたる本市の姿を表したものです。本市をご理解いただくための一助となれば幸いです。市長あいさつ東根市長2土田正剛

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る