東根市勢要覧
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12ここ東根の地で、大切に育まれてきた歴史と文化。先人たちの足跡が市内各所に息づき、貴重な文化遺産として受け継がれています。ひがしねの伝統行事江戸中期に仙台方面から伝えられたとされており、この種の神楽では県下唯一の保存と高く評価されています。現在は、8月の最終日曜日に行われる若宮八幡神社の風祭りで奉納されています。(県指定無形民俗文化財)若宮八幡神社 太々神楽明治30年(1897年)ころ、書の上達や五穀豊穣を願い、集落内の子どもたちが提灯を持ってねり歩いたことが始まりとされています。今では、ひがしね祭の「動く七夕提灯行列」として市内全地区の子どもたちが参加しています。東根七夕まつり鎌倉時代の初期、御所山信仰が盛んだったころの参道口であったこの地に、修験者によって伝えられたとの伝説があります。現在は、9月中旬の稲荷神社の例祭で奉納されています。黒伏山神社 沢渡獅子舞

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