東根市食育・地産地消推進計画:平成28年3月
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第4章 具体的な取組み1.ライフステージに応じた取組み内容妊娠期特 徴 妊娠をきっかけに、自らの食生活を見直し、まずは安全な出産をするため、健康な母体を作る時期です。 母親の食生活が子どもの生涯を通した健康に大きく影響することなどを知り、子どもや家族の健康に配慮した食生活が送れるよう、食に関する正しい知識を身につけることが大切です。取組みのポイント⃝健康な母体をつくるために、望ましい体重増加を目指す。・1日3食、規則正しい生活リズムを送る。・食事の量を調整したり、栄養バランスのとれた食事を実践する。(体重増加が多すぎても少なすぎてもリスクがあることを伝える)⃝放射性物質検査等の公表結果に注視するなど、食の安全安心に関心を持つ。フィールド家庭 職場 地域 行政主な取組み・妊娠届出時の食事指導・マタニティ教室での食事指導・窓口、電話、メールでの相談・食や農産物の安全安心に関する情報提供など乳幼児期(0~5歳頃)特 徴 心身の発達発育や味覚などの感覚機能、咀しゃく機能などの発達が著しく、心身の健康づくりの基礎がつくられる大切な時期です。 また、家庭を中心として、保育所・幼稚園等でも楽しく食べることを基本に、望ましい食事のリズムを身につけたり、味わって食べるなど、子どもの食べる意欲を育む時期です。取組みのポイント⃝安心と安らぎのなかで、母乳(ミルク)を飲む心地よさを味わう。・いろいろな食べ物を見て、触って、味わって自分で食べる意欲や味覚を育てる。・家族や保育者と一緒に食べる楽しさを味わせる。⃝望ましい生活習慣を身につける。・早寝早起きや睡眠などの生活リズムを身につける。・お腹がすくリズムがもてる。⃝食べ物に興味をもったり、感謝する気持ちを育てる。・農業体験、調理体験などを行う。・食事に地元の食材や郷土食などを取り入れる。・食べ物や体のことを話題にする。・「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつを習慣づける。⃝農作物の栽培や収穫、調理を通して、食べ物に触れて関心を持つ。フィールド家庭 児童福祉施設 地域 行政主な取組み・食育だよりの発行、給食の展示、郷土・伝統料理の提供・「食育の日」の実施・調理体験、菜園活動の実施・業者による出前食育教室の開催・月齢別離乳食教室の開催、窓口、電話、メールでの相談・生産者等が講師となる食農教室の開催など- 21 -

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