東根市食育・地産地消推進計画:平成28年3月
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  また、学校給食へ地場産物を活用するとともに、生産者との交流を深め、学校や家庭における農業体験活動を通じ、食の知識と食を選択する力を養うことも大切です。  本市で作られている農産物の認知度を調査したところ、「よく知っている」「だいたい知っている」と答えた小・中・高校生は約8割もいることがわかりました。学校で配布される、給食のメニュー表の一部に「地産地消コーナー」を設け、地場産物の紹介や、農家の方を招いて農業の大切さを学んだり、給食主任の先生より話を聞いたり、といった地道な活動が、認知度の向上に繋がっているものと思われます。  本市は「果樹王国ひがしね」の名前どおり、果樹の生産が盛んに行われており、果樹はもちろんのこと、野菜についても学校給食へ食材供給をしております。今後学校給食において、さらに地産地消の推進を図るためには、関係団体と連携をとりながら、学校給食で使用できる食材を安定的に供給できるシステムを構築していく必要があります。市内保育所や小・中学校といった各教育機関からもご協力いただきながら、学校給食といった身近で重要なところから地産地消活動を進めていきます。《あなたは東根市で作られている農産物を知っていますか》(平成26年度東根市「食育・地産地消に関するアンケート」より)1.新鮮で採れたての食材が手に入る2.生産者の顔が見えて安心3.旬を知ることが出来る4.地域とのつながりが強まる『地産地消のメリット』コラム*フードマイレージ(Food Miles)食料の輸送量に輸送距離を掛け合わせた指標のこと。フードマイレージを意識し、環境負荷を低減させていこうという市民運動がフードマイルズ運動である。この運動は1994年にイギリスの消費者運動家ティム・ラング氏により提唱された。5.環境にもやさしい(*フードマイレージ)  →地域内で地場産農産物を消費することで、輸送の際   の二酸化炭素排出量が少ない0%20%40%60%80%100%20歳代30歳代40歳代50歳代60歳代70歳代よく知っている   だいたい知っている   あまり知らない   無回答23.861.914.33.171.925.017.866.715.611.567.319.229.165.51.83.627.763.88.51.9小学生中学生高校生0%20%40%60%80%100%よく知っている   だいたい知っている   あまり知らない   知らない   無回答小学生中学生高校生41.148.132.432.646.514.04.72.353.13.47.79.10.41.23.4- 17 -

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