東根市食育・地産地消推進計画:平成28年3月
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5.食の安全安心・地産地消 近年、食の安全をめぐって多くの課題が生じています。たとえば、放射性物質の問題や、O-157などの腸管出血性大腸菌による食中毒、BSE、鳥インフルエンザ等の発生により、食に対する安全性についての関心が高まっています。調理方法や摂取方法によっては健康被害が発生する可能性があるため、氾濫している情報を取捨選択しながら、より一層、食の安全について理解を深めていく必要があります。そのためにも、生産者と消費者の信頼関係を築きあげることが重要視されています。その信頼関係を築く取り組みが地産地消なのです。生産者は安全で良質な食品を安定的に供給し、消費者はその安全で良質な食品を購入することで、地域の農林水産業の振興が図られています。(1)地産地消の周知度  「地産地消」という言葉を知っていますか、という問いに対して、「言葉も内容も知っている」と答えた方が、20歳代から50歳代までの一般の方は約8割、60~70歳代までは約7.5割、小・中・高校生は約6.5割以上もいました。  幅広い年代層で地産地消活動を理解するには、まず言葉を知り、取組みの内容について、周知していくことが大切です。《地産地消という言葉を知っていますか》(平成26年度東根市「食育・地産地消に関するアンケート」より)0%20%40%60%80%100%20歳代30歳代40歳代50歳代60歳代70歳代言葉も意味も知っている   言葉は知っているが、意味は知らない   言葉も意味も知らない   無回答小学生中学生高校生0%20%40%60%80%100%言葉も意味も知っている   言葉は知っているが、意味は知らない   言葉も意味も知らない   無回答小学生中学生高校生66.816.267.167.411.618.618.811.115.81.22.92.385.787.588.988.576.474.54.89.53.19.44.46.73.89.112.84.39.18.55.55.81.9- 14 -

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