市報ひがしね平成29年11月1日号 No1339
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2017.11.122017.11.1 Contents03 平成28年度 決算の概要をお知らせします06 生涯学習フェスティバル 開催内容08 衆議院議員総選挙の結果をお知らせします12 ひがしねスマイル写真館14 まちの話題 Selection Hot News/まちの元気印!/企業探訪/翔け!スポーツ少年団 その瞳輝いて/風流の世界/ひがしね男子/子育てNOW/カッフェークラッチ20 情報交差点 おいしい山形空港冬の利用拡大キャンペーンのお知らせ ほか 最近マスコミをにぎわした北村山公立病院の産婦人科分娩休止について市民や北村山地域住民の皆様方に心配をおかけしておりますが謹んでご報告申し上げます この件に関しては当病院の院長先生産婦人科分娩担当医が来年三月をもて定年を迎えることから数年前から本部の日本医科大学並びに山形大学医学部付属病院などに働きかけ後任を探してまいりましたしかしながら今もて見つからず来年の四月以降に出産予定日を迎える方に当病院での分娩は不可能であることを早めに知らせるためやむなく山形新聞のインタビに応じ八月十八日の朝刊に掲載と相なた次第であります心からお詫びとご理解をお願い申し上げます ところで産婦人科分娩医不足は今や全国的な問題となておりますその原因の一つは平成十三年小泉内閣の誕生により規制緩和や聖域なき構造改革など一連の政策を打ち出したことによるものです医師になるためには六年間の基礎教育を経て研修医として医療現場で指導を受けその後希望する専門教育を受けますつまり医師になるには十年の時を要します 小泉内閣は研修医の研修先の自由化を打ち出しましたそれまでは自分の大学で初期専門教育を受け医局制度のもと勤務医は特定教授の指示により勤務先が決められていました自由化により今は大学に研修医として残るのは五十%程度でこれにより地方の勤務医は不足をするようになりました当病院においても平成十四年には三十七人いた医師が現在二十五人になり医師不足が深刻化しています全国的な傾向であり政府におかれましてはこの状況を鑑み医局制度を復活させるなり制度設計をお願いしたいと思います もう一つは最近の医学生は産婦人科や脳外科など医療訴訟が起きやすい科目については敬遠する傾向にあります加えて産婦人科については女医の割合が多く結婚すれば家庭におさまり不足に拍車がかかり現場の負担が大きくなりますこのようなことを鑑み国・県においては集約化をすべきであるとして検討しておりますこの状況を打破するには画一化している診療報酬を産婦人科医などに傾斜配分するなど国に強く要望する次第であります 来春から近隣市町村の分娩取扱い医療機関は東根市一カ所天童市二カ所寒河江市二カ所の五カ所になりますが当病院では従来どおり妊産婦健診婦人科検診のほか一般外来も継続します分娩については県内病院で組織する蔵王協議会の特段のご配慮により他病院で安心して出産できるよう万全を期しております 今後とも伸びゆく東根市にとて産婦人科医はなくてはならない大切なことであります継続して努力していきたいと思ております土田正剛北村山公立病院 産婦人科分娩休止を考える表紙の言葉 10月9日、体育の日記念事業として「チャレンジ2017」が市民体育館で開催されました。 ラージボール卓球やカローリング、ストラックアウト、スポンジボールテニスなどの競技が用意され、多くの市民が参加しました。 親子de体操のコーナーには楽しく体を動かす姿が、またスポンジボールテニスのコーナーでは、白熱した長いラリーも見られ、参加者は爽やかな汗を流していました。市県民税 第3期 国民健康保険税 第5期介護保険料 第5期 後期高齢者医療保険料 第5期水道料金・下水道使用料(10月検針分)市税等の納付のお知らせ11月30日(木)納付期限東根市の世帯数と人口※10月1日現在。( )前年同月比17,257世帯(+248) 男 23,620人(+41) 女 24,196人(+94) 47,816人(+135)
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