市報ひがしね平成29年11月1日号 No1339
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2017.11.116ひがしねの「しごと」を発信!元気な企業と技術者を紹介します。この人 この技術この人 この技術この人 この技術企業探訪ワテック株式会社 代表者 代表取締役社長 五十嵐 重人 所在地 東根市大字蟹沢字楯ノ越1518-3 TEL 43-6530 URL http://www.watec.co.jp 事業概要 CMOS・CCDカメラ製造 操業開始 昭和62年3月▲ 結城取締役よりお話しをいただきました。 当社は国内・海外に製品の出荷をメインとしており、利便性からして空港の近辺を立地の第一条件と考えました。空港も近く新幹線の駅も近いため移動にとても便利です。また当社の製品は、精密機器であるためモノづくりにおいてメンタル面がとても重要です。当社の工場は東根市のみであり、海外の顧客からも「MADE IN JAPAN」を信頼の証とされているため、この自然豊かな場所でのモノづくりはとても最適と感じています。 当社の主力製品は、CMOS、CCD、超小型監視カメラです。主な出荷先は海外が80%、国内20%で、ニューヨークや台湾の台北市、中国の北京に支社があります。昭和63年のソウルオリンピック開幕式で、パラシュートで空から舞い降りてきた出演者のヘルメットにはワテック製の超小型CCDカメラが装着されていました。まさに当社が世界に認められた瞬間でした。 今ではテレビ番組などでもよく目にする超小型監視カメラですが、当時はセキュリティ用の超大型監視カメラの全盛期であり、その中で当社は“小型化”を最大の開発テーマとして取り組み、また小型化だけでなく“高感度”を目指し、差別化を図ってきたのです。その試作品を米国で開催されたセキュリティ関係の展示会に出展したところ、非常に大きな反響を呼び、海外市場をターゲットとして事業を展開していくという方針を決定付けました。 当社の超小型カメラの活躍の場は、その品質の高さと信頼性で宇宙空間をはじめ約70カ国までおよび、銀行や美術館、警察、地下鉄、異色としては人工衛星搭載、あるいは、水中の稚魚観測などさまざまなシーンで監視カメラの重責を担っています。また当社の製品は、セル生産方式を導入しており、1人で最初の工程から最終完成品まで手掛けているため、1台1台にまごころが込められております。出荷する際は「わが子」を送り出す心境のようです。 当社の工場見学においでになるお客様は、東根市の自然環境の美しさに驚いてお帰りになります。このすばらしい自然豊かな環境でモノづくりをさせていただいていることを再認識し、少しでも東根市の役に立ち、東根市を代表するような企業となれるよう社員とともに日々精進していきます。「超小型化、高感度」実現で海外市場へ市内で活動するスポーツ少年団を紹介します。本 部 長 奥山 保雄連 絡 先 42-2311     (市民体育館) 市スポツ少年団本部は昭和四十七年に創設され今年で四十五年目を迎えます現在では十五種目五十四団体において三百五十人の指導者と千二十六人の団員が活動しています スポツ少年団は団員の健全育成を目的に活動しあいさつや礼儀など生活で必要なことを身につけることができますまた各スポツ少年団活動だけでなく団員の交流を目的としたスポツ少年団フステバルキンボルドヂビ大会などを開催し種目を越えた交流も行ています スポツをはじめてみたい楽しく運動したいという皆さん スポツ少年団で活動しませんか興味のある人は市スポツ少年団本部市民体育館にお問い合わせください市スポーツ少年団本部

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